海外FXのスリッページとヴァンテージ(Vantage)スリッページの有無

ヴァンテージコレクション編集部

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FXトレードを行っているとスリッページに遭遇することがあります。スリッページが頻繁に起きるということは、思った通りのトレードが行えていないということ。その結果、思ったほどの利益が出ていなかったり、場合によってはマイナスが発生してしまうこともあり得ます。FXを行う場合にはスリッページが起きない業者を見つける必要があります。そのためには、どのようなことに気をつけるべきでしょうか?またスリッページが起きないFX業者を見極める方法などはあるのでしょうか?

ここではFXにおけるスリッページとはどのようなものなのかについて見ていきます。

FXにおけるスリッページとは?

FXにおけるスリッページとは、トレーダーが注文を出した時点での価格とその注文が実際に市場で約定される価格との差を意味します。このスリッページは、主に市場のボラティリティ(資産価格の変動幅や変動の激しさを指す尺度)が高い時や、流動性が低い時に発生します。

スリッページが発生する主な理由として、市場の急激な動きがあります。たとえば、経済指標の発表、政治的なイベント、自然災害などの予期せぬニュースが市場に大きな影響を与え、短時間で価格が大きく変動することがあることが要因となることがあります。

また流動性の欠如もスリッページが発生する要因です。たとえば取引される通貨ペアの流動性が低かったり、市場が閉じている時間帯(たとえば、FX取引が開催されない週末や三大市場の開閉時)などは、注文量と利用可能な価格に大きな差が生じることがあります。

さらに、大量の注文が同時に行われる場合、注文可能となる最良価格が急速に消費されてしまい、その結果次の注文可能な価格に移動することによりスリッページが発生します。

スリッページの種類

スリッページには主に「ポジティブスリッページ」と「ネガティブスリッページ」の2種類があります。まずポジティブスリッページですが、注文が有利な価格で約定されることを言います。たとえば、買い注文が出されたのちに、価格が下がってから約定された場合、予想よりも安い価格で購入できることとなります。

一方でネガティブスリッページは、注文が不利な価格で約定されることを意味します。買い注文が出されたものの、実際の約定価格が予想価格よりも高くなった場合、トレーダーは損失を被る可能性があるので注意が必要です。

スリッページが起きないようにするためには?

スリッページはFX取引において不可避な部分であるため、スリッページを完全に避けることはできません。しかし戦略と知識をもってFX取引に臨むことで、影響を最小限に抑えることはできます。

スリッページが起きないようにするためには、次のような対策が必要です。

指値注文を行う

指値注文とは、あらかじめ定めた特定の価格(指値)で購入または販売を行うための注文方法のことです。トレーダーは指値注文を行って、市場価格がその指定価格に達したときのみ取引を実行させることができます。

この指値注文は、市場価格がトレーダーの希望するレベルになることを待ったのち、より有利な価格で取引を行いたい場合に頻繁に利用されます。たとえば、ある通貨ペアの現在の市場価格が1.1000であり、トレーダーが1.0950で購入したいと考えているとしましょう。その場合、トレーダーは1.0950での指値買い注文を設定しておき、市場価格が1.0950に下がった時点で注文が自動的に実行され、トレーダーは希望した価格で購入可能となります。同様に、特定の価格で売りたい場合も、市場価格がトレーダーの設定した指値に達したときにのみ売り注文が実行されます。

指値注文の大きなメリットは、トレーダーが取引価格をコントロールできる点にあるといえます。これによって計画に基づいた取引が可能となり、為替相場の突然の値動きによるリスクを軽減可能です。

しかし一方で、市場価格がトレーダーの指定した価格に達しない場合には注文が実行されず、取引機会を逃す可能性もあります。そのため、指値注文を使用する際は、市場動向を慎重に分析し、注文価格を適切に設定することが重要となります。

市場への理解

トレーダーは、スリッページが起きる要因となる経済指標の発表時など市場が不安定になりやすい時間帯について理解し、これらの時期には特に慎重に取引を行うことが重要です。一番確実なのは、このような相場が荒れる時間帯にはトレードを行わないこと。予期せぬ価格変動は、想定を超えるようなロスを生み出す可能性も秘めているので、安易に考えず、波が去って落ち着いた状態でトレードを行うのが賢明と言えるでしょう。

FX業者の選定を間違えない

そもそもスリッページに遭遇しないためには、約定力が高くてリアルタイムでの価格更新がスムーズなFX業者を選んで利用することです。これによりスリッページのリスクを低減できます。

そのためには、まず国内FX業者は選ばないことが非常に大事です。国内FX業者の大半は、取引方式がDD方式と呼ばれる注文方式を採用しています。DD(Dealing Desk)方式は、FX業者がトレーダーから受けた注文をインターバンク市場に流すか流さないかを決める注文方式を言います。この方式では国内FX業者の利益はトレーダーの損失となるゼロサム状態となります。そのため、国内FX業者が利益を出すためにはトレーダーに損失を与える必要があり、その一つの方法としてわざとスリッページを起こさせる可能性があるのです。

一方で、海外FXではNDD方式と呼ばれる注文方式を採用している業者が大半を占めています。NDD(No Dealing Desk)方式では、トレーダーの注文についてはFX業者を介さずにインターバンク市場へ流しててしまうことから、FX業者が間に介在することができません。そのため透明性が高く、注文決済が素早いためスリッページが起きにくい等特徴があります。

海外FXでもDD方式を採用しているところはあります。あまり公言していないケースが多いため、どの業者がDD方式であるかは公式サイトに記載していない限り推定でしかありません。ちなみにiFOREXなどはDD方式を採用している業者ですので、スリッページが気になる方は口座開設を避けておくのが無難です。

また当然ながら業者選定の際には、システムのスペックが高いこと、サーバの処理能力が高いことも重要な要件となります。

取引量が少ない通貨ペアでの取引

エキゾチック通貨ペアなどでの取引は取引量がもともと少ないため、注文成立が難しいこともありスリッページが起こりやすくなります。

スリッページが起こりやすいエキゾチック通貨ペア

CNH/JPY(中国人民元/日本円)
EUR/CNH(ユーロ/中国人民元)
EUR/TRY(ユーロ/トルコリラ)
USD/BRL(米ドル/ブラジルレアル)
USD/CNH(米ドル/中国人民元)
USD/MXN(米ドル/メキシコペソ)
USD/SGD(米ドル/シンガポールドル)
USD/TRY(米ドル/トルコリラ)
USD/ZAR(米ドル/南アフリカランド)

上記はエキゾチック通貨ペアとして知られていますが、これらの通貨ペアの取引ではスリッページが起きやすくなる傾向にあります。そのため海外FX初心者の方はこのようなエキゾチック通貨ペアを選ぶのではなくメジャー通貨ペアでの取引からスタートするようにしましょう。

ヴァンテージはスリッページが起きにくい海外FX業者

ヴァンテージは2024年に入り、サービス名をvantage tradingとして公式サイトをリニューアルしました。その結果日本語サービスが改善され、非常にわかりやすくなったと評判です。

そんなヴァンテージでは現在ロンドンとニューヨークの両方の主要な金融ハブに取引サーバを設置しています。世界最大のデータセンターを構えるequinix社と戦略的パートナーシップを締結。光ファイバネットワークソリューションにより、ヴァンテ―ジの全ての取引が高速に実行されます。また、ヴァンテージではOneZeroMT4ブリッジによりスピードと精度を兼ね備えたソリューションを実現。インテルXeon®E7による高速処理能力は、トレーダーが希望の注文を高速執行できるためには欠かせません。

このような快適な取引環境が用意されているヴァンテージはスリッページが起きにくい海外FX業者としてトレーダーに大きな安心を与えてくれるスリッページが

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